2018年秋例会(公開)

日  時  201812月16日(11:0017:30

会  場  東京大学医学部 医・教育研究棟第6セミナー室(調整中)  アクセスはこちら
資  料  代   実費

731部隊員・長友浪男軍医少佐の戦中・戦後
加藤哲郎一橋大学名誉教授(政治史、比較政治、現代史)

 

講演要旨

 

   旧731部隊員・長友浪男(1913-99)については、戦後1960年代に北海道衛生部長・副知事になり、731戦友会「精魂会」発足時の6人のよびかけ人の一人であったこと以外は、詳しい経歴が分からなかった。731部隊員の戦後を追った私の2冊の著書でも「公務員になった隊員の出世頭」という扱いだった。

 それが最近、二つの方向から戦中・戦後を解明できた。一つは戦医研の成果である「留守名簿」の公開で、東北大医学部卒から731部隊軍医少佐への軍歴が明らかになった。もう一つは旧優生保護法の強制不妊手術が全国一であった北海道の被害者からの告発で、戦後厚生省に潜り込んだ長友が、公衆衛生局精神衛生課長として優生保護法と予算の執行責任者であったことが分かった。

 

プロフィール

 1947年岩手県生まれ。東京大学法学部卒業。博士(法学)。英国エセックス大学、米国スタンフォード大学、ハーバード大学、ドイツ・ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学、早稲田大学大学院政治学研究科客員教授、などを歴任。専攻は政治学・比較政治・現代史。インターネット上で「ネチズン・カレッジ」主宰。著書に『ワイマール期ベルリンの日本人』『日本の社会主義』(岩波書店)、『象徴天皇制の起源』『ゾルゲ事件』(平凡社)、『「飽食した悪魔」の戦後』『731部隊と戦後日本』(花伝社)など多数。

 

 

哈爾浜市社会科学院731問題国際研究センターからの話題
楊彦君副研究員(調整中)

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